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ときどき 映画日記。

新旧映画を とりまぜて綴っています・・・ 

大いなる陰謀

大いなる陰謀

子育てやら 金欠やらで 映画館に行けず…
気がついたら 1ヶ月 書いていませんでした。  リンクや訪問していただいていた皆様に ほんと 申し訳ありませんでした。。。
(FC2は 一ヶ月書かないと スポンサー広告が貼られるんですね。。 記事を書くと消えるそう)
簡単にでも 感想を書き残していこうと思います。

トム・クルーズ、ロバート・レッドフォード(兼監督)、メリル・ストリープ というビックスター三人の共演で かなり期待していたこの映画。  
アフガニスタンとの 対テロ戦争の映画ですが、戦場のシーンはほとんどない地味な作品です。

アーヴィン上院議員(トム) と タイム誌の政治記者ジャニーン (メリル) の会話。
カリフォルニア大学の教授マレー(レッドフォード)と 男子生徒トッド(ガーフィルド) の会話。

この2つの室内の会話に 映画のほとんどの時間が費やされますが その一方で 実際にアフガニスタンの雪山に送り込まれ 命を失う貧しいアメリカ兵が描かれます。 
「言葉では良いことばかりいっても 実際には自分は温かい部屋で 兵士を送り込むだけの政治家」 への批判にもとれますし 「対戦を煽るが責任はとらないジャーナリストたちへの批判」 にも受けとめられました。 さらに何ひとつ行動をおこさない国民全体へにも。

「大いなる陰謀」という邦題から 期待して見にいくと かなり失望しましたが、(現代は「羊たちのためのライオンたち」) 脚本を読んだレッドフォードも 室内の会話ばかりで 映画化は難しいのではと思ったそうなので 彼の非ではないのでしょう。  映画として 胸をうつものは 正直、少なかったのですが、永年映画界のトップに立ち続けたご三方は やはり画面に登場するだけで眩しいくらいのオーラがありました。

● 大いなる陰謀  (Lions for Lambs) 92分 2007米
 監督:ロバート・レッドフォード  出演: ロバート・レッドフォード トム・クルーズ メリル・ストリープ アンドリュー・ガーフィールド マイケル・ペーニャ デレク・ルーク
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イン・ハー・シューズ

 in her

周りが羨むスタイルと美貌を持ちながら、難読症で 何事にもだらしない性格のマギー(キャメロン・ディアス)。 一方姉のローズ(トニ・コレット)は弁護士として成功しているものの、自分の容姿に自信が持てずにいた。 ローズの家に居候していたマギーは、ローズの恋人にちょっかいを出してしまい、家を追い出される。 行く当てのないマギーは、亡くなった母方の祖母エラ(シャーリー・マクレーン) のもとを訪ね、老人たちの施設で働かせてもらうのだが…。

DVD を借りて見ましたが 思っていた以上に感動しました。
「綺麗だけれどちょっとおバカさん」、なイメージが強くて 気の毒に思っていたキャメロン・ディアス。 この映画でも 最初は そういう役どころでしたが、老人施設で働くようになったところから だんだんと知的で繊細な女性に変わっていきます。 真面目なキャメロンの演技、とっても良かった、今までのナンバー1かもしれません。  自分も三姉妹なので、 喧嘩したり、相手を羨んだりしながらも 最後には 許しあう姉妹の関係に共感するところが多かったです。
そして 二人のおばあ様役が シャーリー・マクレーン! 思っていたよりも ずっと出番が多く、相変らず コケティシュで知的で 恋もする女性を演じていて感激しました。 「愛と追憶の日々」 (1983)の続編、 「夕べの星」(1996) で 娘エマ亡き後の三人の孫を育てていたシャーリー・マクレーンですが、この映画で そのオーロラの続きを見られたような・・・ 嬉しい再会でした。 笑いと 感動が混在する好みの映画です。 それにしても フロリダのご年配の方々は 皆さん、お洒落で ユーモアもあって 人生を謳歌していて良いですなぁ~  

● イン・ハー・シューズ ● 2005年米  131分 監督: カーティス・ハンソン  出演: キャメロン・ディアス  トニ・コレット  シャーリー・マックレーン マーク・フォイアスタイン

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