


イギリス・オックスフォード。 見慣れた風景のはずが そこは 私たちの世界とは似ているようで違う平行世界(パラレルワールド)。 人々がそれぞれの ダイモン(守護精霊)を連れている。 或る日 子供たちが次々に行方不明になるという事件がおき、 12歳のおてんばなライラは 捜索に乗り出していく・・・。
「ロード・オブ・ザ・リング」 の ニューライン・シネマが ファンタジー映画史上最大の総制作費250億円を投じて生み出したという 超大作。
「キサラギ」のような密室での人間劇も大好きですが、制作費をつぎ込んだ 豪華なファンタジーを大スクリーンで楽しめるのも まさに映画の醍醐味。
今までのファンタジーでは ちょっと予想がつかない展開に興味がそそられる。 ライラが背に乗るのは ユニコーンでもドラゴンでもなく 鎧をきた白熊(!)だし、 人間がひとりひとり ダイモンを連れている、という設定も新鮮。 私も欲しいなぁ~、ダイモン!
ただ 三部作というのを劇場で初めて知りました・・・ 今回は序章、というところで 感動まではいかなかったのが残念。 正直な うちの娘ちゃんは ちょっと途中で退屈していたかな。 「終末論」「原罪」など、キリスト教をモデルにしているようで 原作を読んでからの方が楽しめそう。 コールター夫人役の ニコール・キッドマンの圧倒的な美貌こそ 大人のファンタジーです!
「絵日記」 でもアップしています (漫画です)
●ライラの冒険 黄金の羅針盤● 監督:クリス・ワイツ 出演: ニコール・キッドマン サム・エリオット、エヴァ・グリーン、ダコタ・ブルー・リチャーズ、ダニエル・グレイグ 117分 原作: フィリップ・ブルマン 「黄金の羅針盤」
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