ときどき 映画日記。

新旧映画を とりまぜて綴っています・・・ 

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マイ・ブルーベリー・ナイツ

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昔のハリウッド映画のようなシンプルで可愛い、恋愛映画が見たくなりました。 でも今の偽悪的なアメリカにはそんな甘い映画は望めないかな、と思っていたら 「恋する惑星」(香港)のウォン・カーウォイ監督が作ってくれたこの映画、始まって5分くらいで ストンと好きになってしまった♪  グラミー賞8冠に輝くノラ・ジョーンズの初主演作。
失恋したエリザベス(ノラ・ジョーンズ)を慰めてくれたのは、NYでカフェを営むジェレミー(ジュード・ロウ)の焼く甘酸っぱいブルーベリー・パイ。 でも 失恋から立ち直れないエリザベスは 一人 旅に出る。 メンフィス、そしてラスベガスへ・・・

旅先からエリザベスは ジェレミーに何通も手紙を送る。 「(電話より)手紙の方が伝わることもあるのよ」 と。 彼女がうつっているビデオを擦り切れるくらい見ながら 300日も 帰りを待っていたジェレミー・・・ こんな素敵なカフェ店員が 一人でただ彼女の帰りを待っているなんて絶対ありえない~と思いつつ・・・ ラストは久しぶりに胸がきゅんとしたなぁ~♪  映画のなかで 二人が交わすのは二回のキスシーンだけ。 あれ、これって なんだか 「冬ソナ」の純愛の世界みたい.。。 主演のジュード・ロウが若すぎないところも嬉しい。 

「どこも悪いところがないのに誰も注文しないんだ」、というブルーベリーパイや わけありのままカフェに置いていかれる鍵のエピソードなど、二人の会話がお洒落。 エリザベスの旅でのエピソードは まぁ、それほど驚く内容はなく、ジュード・ロウのシーンだけ 早送りして見たくなったりしましたが♪  レイチェル・ワイズは はっとするほど綺麗でした。 ジュード・ロウさん、髪型が素敵で 「ホリディ」の何10倍も魅力的でした。  スイーツのような甘~い映画が好きな人には おすすめします♪

●マイ・ブルーベリー・ナイツ (2007 フランス=香港) 監督: ウォン・カーウァイ  原作・製作: ウォン・カーウァイ 出演: ノラ・ジョーンズ  ジュード・ロウ  ディヴィド・ストラザーン  レイチェル・ワイズ ナタリー・ポートマン  
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ボディガード (1992)

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● ネタばれありです ●

BS で観ました。 公開当時 劇場で見た懐かしい映画です。 スーパースター、レイチェル・マロン(ホイットニー・ヒューストン) と 彼女の護衛を依頼されたボディガードのフランク・ファーマー(ケビン・コスナー)。 人気絶頂の二人のラブストーリーが話題になって、 ホイットニー・ヒューストンの 「アンドア~~~~イ ウィル オールウェイズ ラーヴュ~~♪♪」 のテーマ曲が 当時繰り返し街に流れていました。
リアルタイムで観たときも感じたのですが・・・ 主役のお二人が ちょっと ナルシスト気味で バチバチのカメラ目線にこちらが気恥ずかしくなります・・・(笑)  さりげない演技をしている脇役がうまくみえたりしました。。 意外と早い段階で 二人が男女の仲になってしまうのですね。 これはボディガードとしてはどうなの? と思いますが・・・ 
後半は オスカー候補のレイチェルがアカデミー賞受賞式に出席。 ここら辺の華やかなショービジネスの世界は 先月アカデミー賞の発表があったばかりということもあり興味深く、 舞台に立つホイットニーも本領発揮といったところで輝いて見えます。 授賞式に紛れ込む犯人。 フランクは パーフェクトなボディガードではないのですね。 犯人の銃弾からレイチェルを守って負傷しますが、「私のボディガードよ!」 と駆け寄るレイチェルが 一番感動的♪ やっぱり、いいなぁ~ ケビン・コスナーに守られるなんて・・・ 

ちなみに二人がデートに行った映画は、黒澤監督の「用心棒」。  「62回観たよ」 というフランクのセリフが印象的でした。

● ボディガード The Bodyguard 1992年アメリカ 135分 監督:ミック・ジャクソン  出演: ケヴィン・コスナー、ホイットニー・ヒューストン ミシェル・ラマー・リチャーズ トーマス・アラナ  主題歌 ホイットニー・ヒューストン “I Will Always Love You"

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エリザベス:ゴールデン・エイジ

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見てきました。 結論から言ったら 「とっても面白かった!」  骨太な映画を観たなぁ~という感想です。  
実は 10年前の 「エリザベス」(98・英) は未見です。 でも 独立した作品として十分楽しめました。

一人の女性としての苦悩や葛藤を見せるエリザベス(ケート・ブランシェット)の演技は 神々しいくらいで 圧巻です。 ここまでエリザベスになりきったら しばらく本人も役柄から  頭から離れられないのでは・・・。 
隠蔽されているスコットランドの女王メアリー(サマンサ・モートン)のエリザベス暗殺計画、英国内の宗教的対立、 最後には英国対無敵艦隊スペインの大掛かりなシーンまであるのに 時間にして 2時間足らず。  豪華なセットや衣装、エキストラを駆使しながら、実にあっさりと、見せ場だけを凝縮して、しかもわかりやすい! お見事!というような映画でした。
エリザベス が 冒険家 (クライブ・オーウェン)に 傾倒していくエピソードは 少しセンチメンタルすぎるかな、と思いましたが、英国の危機が近づくと 女性の想いを捨てて、女王という立場で戦う覚悟を決めるエリザベスが潔い。 やはり 毅然とした彼女の方が断然 格好よく 魅力的です。 圧倒的に優勢だったスペインの無敵艦隊が、 風向きが変わったり 嵐に巻き込まれたりして、まさかの敗北を決するなんて・・・ う~ん、 歴史上の合戦シーンは なんて 面白いものか、と うならされました。 

ケート・ブランシェット は 2007年度のアカデミー賞で、主演女優賞(「エリザベス」) と 助演女優賞(「アイム・ノット・ゼア」) の両方でノミネート。 オスカーは逃しましたが、「アイム・ノット・ゼア」 では 1965年頃のボブ・ディランを演じて(!) さまになっていた、というのですから まったくすごい女優さんとしか言いようがありません。 

●エリザベス:ゴールデンエイジ●  製作:2007年英/仏  114分 監督: シェカール・カプール  出演:ケイト・ブランシェット クライブ・オーウェン ジェフリー・ラッシュ アビー・コーニッシュ  アカデミー衣装賞受賞
  

魔法にかけられて

魔法にかけられて魔法

絵日記 でも アップしています

おとぎ話のお姫様 ジゼルが井戸から落とされて、着いた先は 現代のニューヨーク! アニメーションと実写の合成が楽しい ディズニーのファンタジー映画。
これは…… まぁ、 テレビコマーシャル のまんま、可愛くて元気な映画でした。 
音楽は 「美女と野獣」や 「アラジン」 など 8回のアカデミー賞受賞を誇る アラン・ケンメン。
セントラル・パークで 天真爛漫に歌って踊るジゼル (エイミー・アダムズ) の姿は 往年のディズニーミュージカルを彷彿させるようで 文句なしに楽しく、歌声にも聴きほれます。  エドワード王子役の ジェームズ・マースデン (「ヘアスプレー」(2007) で TVショーのホスト役) は、 白い歯とコミカルな演技が まさに 漫画の王子様みたいで はまり役。  老婆や魔女を大真面目に演じているのは 大ベテランのスーザン・サランドンで、 格好よすぎて  ニヤニヤしてしまいます。
ジュリー・アンドリューズが ナレーションを務めていたり、 「白雪姫」「シンデレラ」「美女と野獣」「眠れる森の美女」 と ディズニーアニメーションのパロディが満載で ディズニー映画に詳しい人ほど 楽しめるかも。

ストーリーは ちょっと ひねり が入っていますが、 このひねりがない方が もっと 長く、愛される映画に仕上がったんじゃないか、と思います。。 ごきぶりが出てくる場面は 不快なだけだし、ラストも う~ん・・・。 
同じように ひねりのあった「シュレック」 は ドリーム・ワークス社の作品ですが、今回は ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ自身の映画。  ディズニーランドで 夢とおとぎの国を売り物にしておきながら 一方で 自分たちが培ってきた名作ファンタジーを否定するようなストーリーには 私は ちょっとがっかりしました。 まぁ、これも 「現代風」 なのでしょうか、 ここは 好みの分かれるところかと思います・・・。

(●魔法にかけられて●  2007年米国  108分。 "Enchanted″ 監督:ケヴィン・リマ  出演: エイミー・アダムズ  パトリック・デンプシー  ジェームズ・マースデン  ティモシー・スポール  スーザン・サランドン   音楽: アラン・ケンメン  衣装: モナ・メイ )

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若草物語 (1949)

若草

ルイザ・オルコット原作。 若手4大女優の競演に、監督は「哀愁」のマービン・ルロイ。 南北戦争に出兵した父を待つ 母と4姉妹の愛情あふれる物語。

以前 テレビで見た気がするのですが、 500円DVDを購入したので見返しました。 
原作は ベスの病気が治って 父親が戦争から帰るところで終わるのですが、映画では 姉妹の結婚や就職など、「続・若草物語」の部分まで描かれているのですね。 なので全体的にあっさりとした印象を受けました。

綺麗な女優さん好きの私のお目当ては 四大美女の競演♪ 女でも 美しい女性を見るのは楽しいのです。。
しっかり者の長女メグは ジャネット・リー。 恋にときめく姿がとっても綺麗♪
小説家を夢見るお転婆な二女ジョーに ジューン・アリソン。 しゃがれ声で 笑うとくしゃっとした顔になるアメリカのたんぽぽのような、ジューン・アリソンは大好きな女優さん。 いきいきと快活なジョーの姿が嬉しくなります。 
プライドの高い三女エイミーが エリザベス・テイラー。 リズもとっても好きな女優さんなのですが、この映画では金髪に扮しているのですね。 やっぱりリズは 黒髪がいいなぁ、と思いました。
内気で病弱な四女ベスに マーガレット・オブライエン。  ベスは原作では三女なのですが、当時人気絶頂だった子役のマーガレット・オブライエンに演じさせたくて 四女にした、とか。 いかにも 優しくてみんなに愛される末っ子役がぴったりで 一番印象に残りました。  
貧しい、といいながらも ふんわりとボリュームがあって次々に変わる四女の衣装や 19世紀の温かいアメリカの家族の様子が美しく、 絵画を見るように楽しめた一作です。 

「映画の友」のファン投票で ベスト1作品。 ジューン・アリソンも女優人気ナンバー1。

● 若草物語 ● 1949年 アメリカ 監督: マーヴィン・ルロイ  出演: ジューン・アリソン、エリザベス・テイラー、マーガレット・オブライエン、ジャネット・リー、メアリー・アスター、ピーター・ローフォード

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キャンドル・イン・ザ・ウインド

風の中のキャンドル

家にある本から。
1995年1月に同胞舎から出版された マリリンさんの写真集。
編著者: エルトン・ジョン+バーニー・トーピン
エルトン・ジョンの ”Candle in the wind (1973)" の英語の歌詞に合わせて マリリンの写真がある、シンプルなものですが、女性好みというか・・・ 柔らかい雰囲気が気に入っております。
この歌は 1997年8月 ダイアナ妃が亡くなった時に、 Candle in the wind 1997 として 歌詞を変えて 国葬で歌われて大ヒットとなりました。   マリリンも ダイアナ妃も 同じ36歳の若さで亡くなっており、 私もダイアナ妃に マリリンの影を見ていたことがあったので 共通性に軽い衝撃を受けました。 今では97年版の方ばかり 耳に入るので残念です。。

この本に載っている日本語訳をご紹介します。

Candle In The Wind ~風の中のキャンドル~  対訳: 柴山理香

さようなら ノーマ・ジーン
僕は君にめぐりあえなかったけれど
とりまき連中に囲まれていても
君は気品に満ち溢れていた
彼らは どこからともなく 現れて
甘い言葉でそそのかしては
君を思いのままにあやつった
そして 君の名前まで変えてしまった

君の生き方はまるで
風の中のキャンドルのようだった
辛いときすがりつく誰かに
めぐりあうことのない君
僕がまだ子供じゃなかったら
めぐりあっていたかった
君のキャンドルは 燃え尽きてしまった
その輝きが消えるずっと前に

手に負えない孤独
君が演じた中で最も辛い役
ハリウッドのスーパースターの座とひきかえに
君はたくさんの悲しみを背負った
君が逝ってしまったときでさえ
誰も君をそっとしておいてくれなかった
君が裸で死んでいたことを
新聞はこぞってかきたてた

さようなら ノーマ・ジーン
僕は君にめぐりあえなかったけれど
とりまき連中に囲まれていても
君は気品に満ち溢れていた

さようならノーマ・ジーン
22列目で観てたよ
君はただ セクシーなだけじゃない
みんなのマリリン・モンローなんかじゃない

diana

(この写真は 本には含まれていません)  
左: 1956年 アーサー・ミラーとマリリン。  右: 1981年 ロイヤル・ウエディング
ダイアナ妃も大好きでした。。 私の時代のリアルタイムの プリンセス、来日時もテレビに釘付けでした。

テーマ:本に関すること - ジャンル:本・雑誌

イン・ハー・シューズ

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周りが羨むスタイルと美貌を持ちながら、難読症で 何事にもだらしない性格のマギー(キャメロン・ディアス)。 一方姉のローズ(トニ・コレット)は弁護士として成功しているものの、自分の容姿に自信が持てずにいた。 ローズの家に居候していたマギーは、ローズの恋人にちょっかいを出してしまい、家を追い出される。 行く当てのないマギーは、亡くなった母方の祖母エラ(シャーリー・マクレーン) のもとを訪ね、老人たちの施設で働かせてもらうのだが…。

DVD を借りて見ましたが 思っていた以上に感動しました。
「綺麗だけれどちょっとおバカさん」、なイメージが強くて 気の毒に思っていたキャメロン・ディアス。 この映画でも 最初は そういう役どころでしたが、老人施設で働くようになったところから だんだんと知的で繊細な女性に変わっていきます。 真面目なキャメロンの演技、とっても良かった、今までのナンバー1かもしれません。  自分も三姉妹なので、 喧嘩したり、相手を羨んだりしながらも 最後には 許しあう姉妹の関係に共感するところが多かったです。
そして 二人のおばあ様役が シャーリー・マクレーン! 思っていたよりも ずっと出番が多く、相変らず コケティシュで知的で 恋もする女性を演じていて感激しました。 「愛と追憶の日々」 (1983)の続編、 「夕べの星」(1996) で 娘エマ亡き後の三人の孫を育てていたシャーリー・マクレーンですが、この映画で そのオーロラの続きを見られたような・・・ 嬉しい再会でした。 笑いと 感動が混在する好みの映画です。 それにしても フロリダのご年配の方々は 皆さん、お洒落で ユーモアもあって 人生を謳歌していて良いですなぁ~  

● イン・ハー・シューズ ● 2005年米  131分 監督: カーティス・ハンソン  出演: キャメロン・ディアス  トニ・コレット  シャーリー・マックレーン マーク・フォイアスタイン

テーマ:映画感想 - ジャンル:映画

キサラギ (DVD鑑賞)

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アイドル如月ミキの一周忌に ネットの掲示板を見たファン5人が一室に集まるが、 如月ミキの自殺の理由をめぐって ストーリーはどんどん意外な方向に・・・ 「12人の怒れる男たち」 を思わせるような、狭い一室で繰り広げられるミステリー。 今、もっとも旬な 5人の俳優さんの会話劇が楽しい 昨年の私の邦画ナンバー1。

主人がまだ見ていなかったので DVDをレンタルして一緒に見たら・・・ ちょっと映画館でみたときの感動はなかったかな?  夫も 「楽しいけど・・・ まぁまぁかな」 という感想で。 DVDだと すこし 芝居が大仰に感じるのかもしれません。  この話は 舞台のように、他の観客と一丸となって 笑って、驚いて 感動して 涙するのがいいのだなぁ~ と思いました。 もう一度 映画館で見たい。。  コメディなんだけれど、最後の ミキちゃんを思うファン心理に涙、 そして オタダンスに狂喜。 誰かをここまで好きになれるファンパワーが羨ましくなりました。。  これから見る方は、是非 何もストーリーを知らない状態で見て 一緒に驚いてくださいね~

● キサラギ ● 監督: 佐藤祐市  脚本・原作: 古沢良太 (Always 三丁目の夕日) 出演: 小栗旬、ユースケ・サンタマリア、小出恵介、ドランクドラゴンの塚地武雅、香川照之

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カサブランカ

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第二次大戦下のモロッコ。 ナチに追われて自由を求める人たちでごった返すカサブランカを舞台に 繰り広げられる メロドラマ。 
リック (ハンフリー・ボガード) と イルザ(イングリッド・バーグマン) は 愛し合っているが、彼女には 夫がいる。 その夫ラズロ (ポール・ヘンリード)は 当時の連合軍の人々にとっては 大義と理想を象徴するような人物。 イルザを愛していながらも 二人に道を譲って協力する ボギーの男らしさ とロマンチシズム。 1942年度のアカデミー作品賞、監督賞、脚本賞 を受賞した。

初めて 見たときは 「良い映画だけど、それほどでもないかな?」 と思ったような。。  その頃は ゲーリー・クーパーや ジェームス・スチュアートや グレゴリー・ペック のような 正統派二枚目が好きだったので ボギーの魅力に あまり気づかなかったのが残念です。
後年、ウッデイ・アレンの 「ボギー!俺も男だ(1972)」 (原題: Play it again, Sam) を見て ボギーに憧れる冴えない男 アラン(ウッディ・アレン) の妄想と カサブランカへのオマージュがおかしく、こんなにもボギーは男性にとっても 愛される存在なのか、と 再注目!(笑)  ニヒルでキザなセリフの数々は なるほど、ちょっと パロディ化したくなりますね♪  音楽と 数々の名セリフが素敵でした~。

我が家のお宝シリーズ
会社勤めをしていた 1994年に 社販で買った 「カサブランカ 50周年記念プレミアムボックス」。
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オリジナルの白黒ビデオと CGで着色したカラー版(!)のビデオ、英語の解説本、白黒スチール などが入ってます。 カサブランカ50周年を記念して アメリカでは いろいろな特集本が出されたようです。 American Film Institute が選ぶ アメリカ映画ベスト100では 1位 市民ケーンに次ぐ 第2位に選ばれています(3位 ゴッドファーザー) 
これほど 長く広く愛される映画も珍しいのでしょうね。As time goes by・・・  
toranpu
  
最近買った ハリウッドトランプの背表紙も カサブランカ でした。 
ボギーは スペードの9 で、 バーグマンはハートの10です。  
ボギーに書かれている 一言名セリフは もちろん " Here's looking at you,kid "(君の瞳に乾杯)
若いときに言われてみたかった~

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michi


今日はNHK衛星で 「道」 と 「カサブランカ」 が放映していました。 名画ファンにとっては 宝物のような作品を1日で 2つも見てしまい、名作を前に いきなり大きな宿題を抱えたような気持ちです。 明日は 「アラバマ物語」 がありますし、しばらく 更新の話題には困らなそうです。
冒頭、ニーノ・ロータの名曲を耳にした瞬間に 初めてこの映画をみたときの感動とやるせなさが 胸にこみあげてきました。 フェデリコ・フェリーニの名作は数あれど 私にとっては 「道」がベストです。 ストーリーは 省略させていただいて・・・
 
大道芸人のザンパノが 人間の獣性だとしたら、汚れをしらない天使のようなジェルソミーナ。 道化師のメイクの下に いつも泣き顔を隠しているような ジュリエッタ・マシーナの ペーソスに酔わされます。 チャップリンをも思わせるマシーナの演技力あっての 「道」。

「私なんてなんの役にもたたない」 と涙くむジェルソミーナに 綱渡りの男がかける言葉。
「不要なものなんて この世にひとつもない」 「だれでも 何かの役にたっている」・・

青春時代に特有の 劣等感や無力感を感じた学生時代に、この映画に出会い励まされた場面。。 いまでも 道端の石ころを見ると ふっと心に浮かんでくる 忘れ得ない台詞です。 役に立たないと泣いたジェルソミーナの姿が 遠く東洋の一少女を勇気づけました。

精神をわずらい死んでいったジェルソミーナが哀れですが、心をかけている相手に優しい言葉一つかけられず 暴力をふるうことしかできなかったザンパノも また哀れ。 ジェルソミーナが死んだときいて 「おれはもうひとりぼっちだ」 と 号泣する彼の孤独に涙しました。 
  
● 道 ●  La Strada イタリア 1954 監督: フェデリコ・フェリーニ 音楽: ニーノ・ロータ 出演; ジュリエッタ・マシーナ  アンソニー・クイン  リチャード・ベースハート

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アヒルと鴨のコインロッカー

アヒル

昨年 好評だったのに 見そびれていた映画です。 
大学入学で 仙台で 一人暮らしすることになった椎名(濱田岳)くん。  彼の のんびりした顔にすっかり こちらも ゆるいペースで ほろ酔い気分でDVDを見ていたら・・・ まったく想像もしないようなストーリー展開に 途中から すっかり本腰を入れて見ることに。 
「切ない」 という一言が ぴったりする映画。 俳優陣も 決して 巧い、というわけではないのに、かえって学生らしさや 外国人の拙い感じも出ていて とても良かった。。
全編を通じて流れる ボブ・ディラン の 「風に吹かれて」 。
いつのまにか 切なくて 涙が出ていました。 奇妙なタイトルの由来は 映画を最後まで見るとわかります。  
なんだか・・・ 最近、邦画は 本当にいいなぁ、と 感激しましたよ。 
コピーは 「神様、この映画だけは見ないでください」・・・ 人間でよかった♪

●アヒルと鴨のコインロッカー● 原作: 伊坂幸太郎  出演: 濱田岳、瑛太、関めぐみ、松田龍平
 日本(2007) 110分

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ライラの冒険 黄金の羅針盤

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イギリス・オックスフォード。 見慣れた風景のはずが そこは 私たちの世界とは似ているようで違う平行世界(パラレルワールド)。 人々がそれぞれの ダイモン(守護精霊)を連れている。 或る日 子供たちが次々に行方不明になるという事件がおき、 12歳のおてんばなライラは 捜索に乗り出していく・・・。

「ロード・オブ・ザ・リング」 の ニューライン・シネマが ファンタジー映画史上最大の総制作費250億円を投じて生み出したという 超大作。 
「キサラギ」のような密室での人間劇も大好きですが、制作費をつぎ込んだ 豪華なファンタジーを大スクリーンで楽しめるのも まさに映画の醍醐味。  
今までのファンタジーでは ちょっと予想がつかない展開に興味がそそられる。 ライラが背に乗るのは ユニコーンでもドラゴンでもなく 鎧をきた白熊(!)だし、 人間がひとりひとり ダイモンを連れている、という設定も新鮮。 私も欲しいなぁ~、ダイモン!
ただ 三部作というのを劇場で初めて知りました・・・ 今回は序章、というところで 感動まではいかなかったのが残念。 正直な うちの娘ちゃんは ちょっと途中で退屈していたかな。 「終末論」「原罪」など、キリスト教をモデルにしているようで 原作を読んでからの方が楽しめそう。 コールター夫人役の ニコール・キッドマンの圧倒的な美貌こそ 大人のファンタジーです!

 「絵日記」 でもアップしています (漫画です)
●ライラの冒険 黄金の羅針盤●  監督:クリス・ワイツ 出演: ニコール・キッドマン サム・エリオット、エヴァ・グリーン、ダコタ・ブルー・リチャーズ、ダニエル・グレイグ  117分 原作: フィリップ・ブルマン 「黄金の羅針盤」

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ミスティック・リバー

ミスティック

ボストンの貧困地区。 路上で遊んでいたジミー(ショーン・ペン)、デイブ(ティム・ロビンス)、ショーン(ケビン・ベーコン) のうち、 デイブだけが警官を名乗る二人連れに連れ去られ 暴行を受ける。 それから25年、同地区で ジミーの娘が殺害される。 事件当日 血まみれで家に帰ったデイブが疑われるが・・・。

重いストーリーでしたが、主演3人の演技の上手なこと、その気迫に圧倒されました。
デイブは 自分が被害に遭ったこの街を 成人してからも 離れられなかったのでしょうか。 誰もが自分の過去を知っていて、妻も 友人も 昔からの顔なじみで、狭い社会での 鬱屈した人間関係が 日本の最近の地方で頻発している殺人事件をも思わせ 息が詰まるほどの切迫感でした。 
性犯罪がもたらした一つの悲劇を 三人の心の傷や葛藤を通して 描いた秀作。 無駄なシーンが一切ない イーストウッド監督の手腕に 心底 感心いたしました。 主役の二人のアカデミー賞受賞は納得です。

●ミスティック・リバー● 監督: クリント・イーストウッド  出演: ショーン・ペン  ティム・ロビンス  ケビン・ベーコン  ローレンス・フィッシュバーン   2003年アメリカ 138分  

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母べえ

カアベエ

山田洋次監督。 昭和15年(1940)の東京。 戦争に反対を唱える父(坂東三津五郎) が囚われの身となり、残された母(吉永小百合) と幼い二人の娘が、周囲の優しさに支えられ、明るく懸命に生きる姿を描く。

直接的で 残酷な 戦争の描写はないのに 反戦への思いが静かに伝わってきます。
古い日本家屋と 音楽を聴いただけで 冒頭から すぅ~っと映画の世界に溶け込めたのは さすが山田監督の世界だなぁ、と思いました。
ただ 途中は なかば 冗長に思えたのは 私の世代による体験のなさから 致し方なかったのかもしれません。 父親が囚われてから、家賃3ヶ月分貯めていたのはどうなったのだろう、とか、母べえ が病気になった後 しばらくはどうやりくりしたのだろうか 等、 女三人で苦労している生活のリアリティに欠けるような気がしました。 
とはいうものの 最後の20分くらいはずっと 涙、涙・・・で 映画館で むせび泣きそうになって困りました。 静かな反戦映画は 原爆詩の朗読活動を通じて平和の尊さを訴えてきた 吉永小百合さんの思いと通じるところがある気がします。 

●母べえ● 監督: 山田洋次  主演: 吉永小百合  浅野忠信  檀れい 志田未来 佐藤未来 笑福亭鶴瓶

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この世界の片隅に 上巻

この世界


「夕凪の街 桜の国」 の作者、こうの史代さんの最新巻です。
広島の原爆被害者を描いた 「夕凪の街 桜の国」 は読んで しばらく涙が止まらなくて…
漫画というより ほとんど小説、といえるかも。。  昨年 一番 感動した本でした。
映画も 見ましたが 原作の淡い 柔らかな絵が ずっと好きでした。。
その こうの史代さんが 再び 戦争時の広島を描く、ということで 珍しく購入してみました。

昭和18年。
絵を描くのが大好きで、ちょっと おっちょこちょいのすずは 広島から 軍港の呉市に嫁ぎます。
家族と離れての生活に 涙することもありますが 優しい旦那様と 静かに生活が流れていきます。。
上巻を読み終えて、 今のところ 物語は まだ、序章といったところ・・・
昭和のスケッチを 見るような ちょっと不思議な雰囲気の本です。

◆ こうの史代  1968年9月 広島市生まれ ◆
  1995年 「街角花便り」 でデビュー。 
  主な著書は 「夕凪の街 桜の国」 「長い道」 「ぴっぴら帳」 「こっこさん」。

テーマ:マンガ - ジャンル:アニメ・コミック

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