
周りが羨むスタイルと美貌を持ちながら、難読症で 何事にもだらしない性格のマギー(キャメロン・ディアス)。 一方姉のローズ(トニ・コレット)は弁護士として成功しているものの、自分の容姿に自信が持てずにいた。 ローズの家に居候していたマギーは、ローズの恋人にちょっかいを出してしまい、家を追い出される。 行く当てのないマギーは、亡くなった母方の祖母エラ(シャーリー・マクレーン) のもとを訪ね、老人たちの施設で働かせてもらうのだが…。
DVD を借りて見ましたが 思っていた以上に感動しました。
「綺麗だけれどちょっとおバカさん」、なイメージが強くて 気の毒に思っていたキャメロン・ディアス。 この映画でも 最初は そういう役どころでしたが、老人施設で働くようになったところから だんだんと知的で繊細な女性に変わっていきます。 真面目なキャメロンの演技、とっても良かった、今までのナンバー1かもしれません。 自分も三姉妹なので、 喧嘩したり、相手を羨んだりしながらも 最後には 許しあう姉妹の関係に共感するところが多かったです。
そして 二人のおばあ様役が シャーリー・マクレーン! 思っていたよりも ずっと出番が多く、相変らず コケティシュで知的で 恋もする女性を演じていて感激しました。 「愛と追憶の日々」 (1983)の続編、 「夕べの星」(1996) で 娘エマ亡き後の三人の孫を育てていたシャーリー・マクレーンですが、この映画で そのオーロラの続きを見られたような・・・ 嬉しい再会でした。 笑いと 感動が混在する好みの映画です。 それにしても フロリダのご年配の方々は 皆さん、お洒落で ユーモアもあって 人生を謳歌していて良いですなぁ~
● イン・ハー・シューズ ● 2005年米 131分 監督: カーティス・ハンソン 出演: キャメロン・ディアス トニ・コレット シャーリー・マックレーン マーク・フォイアスタイン
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