

絵日記 でも アップしています
おとぎ話のお姫様 ジゼルが井戸から落とされて、着いた先は 現代のニューヨーク! アニメーションと実写の合成が楽しい ディズニーのファンタジー映画。
これは…… まぁ、 テレビコマーシャル のまんま、可愛くて元気な映画でした。
音楽は 「美女と野獣」や 「アラジン」 など 8回のアカデミー賞受賞を誇る アラン・ケンメン。
セントラル・パークで 天真爛漫に歌って踊るジゼル (エイミー・アダムズ) の姿は 往年のディズニーミュージカルを彷彿させるようで 文句なしに楽しく、歌声にも聴きほれます。 エドワード王子役の ジェームズ・マースデン (「ヘアスプレー」(2007) で TVショーのホスト役) は、 白い歯とコミカルな演技が まさに 漫画の王子様みたいで はまり役。 老婆や魔女を大真面目に演じているのは 大ベテランのスーザン・サランドンで、 格好よすぎて ニヤニヤしてしまいます。
ジュリー・アンドリューズが ナレーションを務めていたり、 「白雪姫」「シンデレラ」「美女と野獣」「眠れる森の美女」 と ディズニーアニメーションのパロディが満載で ディズニー映画に詳しい人ほど 楽しめるかも。
ストーリーは ちょっと ひねり が入っていますが、 このひねりがない方が もっと 長く、愛される映画に仕上がったんじゃないか、と思います。。 ごきぶりが出てくる場面は 不快なだけだし、ラストも う~ん・・・。
同じように ひねりのあった「シュレック」 は ドリーム・ワークス社の作品ですが、今回は ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ自身の映画。 ディズニーランドで 夢とおとぎの国を売り物にしておきながら 一方で 自分たちが培ってきた名作ファンタジーを否定するようなストーリーには 私は ちょっとがっかりしました。 まぁ、これも 「現代風」 なのでしょうか、 ここは 好みの分かれるところかと思います・・・。
(●魔法にかけられて● 2007年米国 108分。 "Enchanted″ 監督:ケヴィン・リマ 出演: エイミー・アダムズ パトリック・デンプシー ジェームズ・マースデン ティモシー・スポール スーザン・サランドン 音楽: アラン・ケンメン 衣装: モナ・メイ )